春、夏。2022。



" 昼、夢を見る "

建物や木々の影が、すーっと長くなる昼下がり

木漏れ日の優しい光の中

ちょっと疲れてうたた寝をする

うっすらぼんやりと、夢を見た 私は秘密の庭にいた

そこはとても広くて、色とりどりの様々なお花がたくさん咲いていた

ひんやりとした風が肌を撫でる

草花の香りとともに、ゆっくりとした時間を過ごした





このコレクションに取りかかったのはちょうど一年前ぐらい

その前のコレクション、つまり秋冬のコレクションを作りながら

今回のコレクションのことをボヤッと考えていた


一年前とえば、コロナがまだまだ厳しかった頃だ

そんな時勢を受けてか「軽快さ」や「自然体」といったキーワードから

コレクションは出発したんじゃないかと思う


とにかく気持ち良くだったり、楽な気分になりたかった

コロナという自分ではどうしようもない存在に対する逃げの様なものだ

立ち向かうのは疲れるし、知らないふりして気持ち良くなろうと言った具合だ






なんで、" 昼、夢を見る " というテーマにしたのか考える。

一年ぐらい前のことで、その時思ったこと考えたことを書いたりして残さないものだから

このテーマにしたはっきりとした想いみたいなのを忘れてしまった


以前のコレクションで"白昼夢"をテーマにコレクションを制作したことがあり

その時の想いとは全く違うということは、はっきりと覚えている


おそらく、思い出してみるに

暖かい昼下がりに、芝生の上でごろりとお昼寝をしたい

とか、そんな単純な思いから派生していって今回のテーマに思い立った感じだと思う

文章にしてみると特筆することはないなとげんなりしてしまう


しかし、わざわざテーマを設ける訳だから

外に発信したいメッセージでもある




最近、お昼に夢を見ましたか?





冒頭に掲載した写真、素敵だと思いませんか?

今回のコレクションを一枚で表現できた素敵な写真だなと思っています


撮影に協力してくれた

カメラマンのイザキ君、ヘアメイクのツボイさん、モデルのナツキさんとカナエさん

撮影場所を提供してくださった森山邸の皆さまには、この場をお借りして御礼申し上げます。


本当にありがとうございました。



森山邸には展示会場としてもご協力いただき大感謝です

また、次の22秋冬の展示も森山邸で行う予定

素敵な場所なのでたくさんの方に訪れて欲しいなと思います

良い洋服作れる様に頑張ります。






自分の育った環境もあってか

自然を題材にした作品や素朴な日常を描いた作品に惹かれます




Pierre Bonnard( ピエール・ボナール )


寝ていたり、本を読んでいたり、靴を履いていたり

日常の中での何気ない女性の仕草を、

飾らない自然体な姿で描かれているところに魅力を感じた。

また、日常を描いた作品の中での、黄色やオレンジ、赤などの大胆な色使いにも魅了されました。



Pierre-Auguste Renoir( ピエール=オーギュスト・ルノワール )


庭や湖のほとりなどの自然の中にいる女性をやわらかなタッチで描いた作品が

今季のムードとマッチし、色合いやコレクションのムードに取り入れた



著作権の関係がよくわからないので画像は掲載しませんが

お時間のある方は是非ネットで調べてみてください

ルック撮影時に絵画の構図を参考にしたりしています